ペンギンは南半球にいるけど、少しはみ出してもいる。

さて問題です。「ホッキョクグマはペンギンを食べますか?」答えは「No.」食べません、というか、食べることができません。なぜならホッキョクグマは北半球に、ペンギンは南半球に生息していて、出会うことがないから。




今週は小学3・4年生のクラス、絵本で「Polar Bear ホッキョクグマ」をやったり、中2のクラスで「pole 柱・極」という単語が出てきたりで、よくホッキョクグマとペンギンの話をしていました。


冒頭の質問、大人でも子供でも、何となく「No.」と答えることができます。ホッキョクグマがペンギンを食べているイメージが無いから。でもどうしてNo.なのかを説明できる人は少ないです。


そこで、私は自慢げに「ホッキョクグマは北極に、ペンギンは南半球にすんでるから~」とか言い始めるのですが、中2さんから指摘があり、はっとさせられました。ガラパゴスペンギンの存在。ガラパゴス諸島は赤道直下にあり南北半球両方にまたがっています。。。。。そしてガラパゴスペンギンというのがいます。


↓https://ja.wikipedia.org/wiki/ガラパゴス諸島 参照




基本ペンギンは南極からの冷たい海流の届く範囲、つまり南半球に生息しているのですが、ウィキペディアによると、ガラパゴスペンギンは少し北半球に【はみだして】いるそうです。もう一回、【はみだして】いるそうです、(笑)(笑)【はみ出して】いる。面白い表現。中2さんが問題集をやってる間に調べて、「本当だ!少し北半球に【はみだして】いるらしい!」と落ち着きました。ご指摘thank you!



ちなみに、ペンギンは寒いところに住んでいるイメージがありますが、そんなことはありません。冷たい海流が流れているところですが、暖かい、またはガラパゴスのように暑いところにも生息しています。


日本の動物園か水族館だったかで、ペンギンが寒がるからストーブを出している、というのを聞いたことがあります。。。ペンギンがストーブにあたる。ビジュアル面白い。


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